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沖縄で暮らす、それぞれの「ステイホーム」

コーヒーブレイク 沖縄ニュースネット

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言によって、全国的に多くの人が休業もしくは営業時間の短縮を余儀なくされている。沖縄ももちろん例外ではなく、全国的に見ても特に観光産業が盛んな沖縄ゆえに、経営が深刻な企業も多い。

 今回、自粛期間を過ごす5人を取材した。インタビューを行った5人は全員、職種は違えど緊急事態宣言により仕事に制限がかかってしまった人たちである。

 彼・彼女らは新型コロナウイルス感染拡大を受けて今何を思うのか、そしてどう過ごすのか、今がどういう状況なのか、それぞれの「ステイホーム」をオンライン越しに聞いた。

美容室店長の場合 美容師として生きていくことを見つめ直す

美容室店長 沖縄ニュースネット
EIGHT−okinawa− 新都心店・店長/工藤祐也(35)通称:マリオ

 那覇市おもろまちにある人気美容室「EIGHT−okinawa− 新都心店」。同店は緊急事態宣言をうけ、営業時間を2時間短縮した「時短営業」に切り替えた。

 店舗では、スタッフ全員のマスク着用、客数の制限(お客が密集する時間を作らないよう予約に配慮)、各備品の徹底した消毒、予約完了メールに「高熱のお客様お断り」の文言など、あらゆる対策をしながら営業を続けている。

 実はこの店のスタッフは皆「業務委託契約」つまり給与形態は「完全歩合制」なのである。気になるお金事情から、店長である工藤氏(お客からは親しみを込めて「マリオさん」と呼ばれている)に尋ねることにした。

 ―時短営業により、お給料は減りましたか?

 「これまでの半分以下になりましたね。こればっかりは仕方がないことだと、受け止めています」

 時短によってお客さんも減ったということでしょうか。

 「はい。減ったこと自体はしょうがないなって思うんですけど、お客さんに気をつかわせてしまうのが心苦しいですね。自分が保菌者だったら迷惑をかけるんじゃないかって言われたり。こっちとしては、安心してくださいとか来てねとかは気軽に言えないので、対策は徹底してますって言うしかないですから」

 ―家にいる時間も増えたんですか?

 「めちゃくちゃ増えました。僕は移住者なんですけど飲み友達はたくさんいるので、自粛前は仕事終わってよく飲みに行ってたんですよ。今はそれもできないから、今まであんまり思わなかったけど最近は彼女が欲しいですね(笑)」

 ―彼女(笑)。人との交流が減って、寂しいという感情が芽生えたということですかね。

 「そうですね。僕、美容師歴が16年目になるんですけど、仕事でもプライベートでも人が好きで、常に人と交流していたいんですよ。だから接客時間が減って、飲みにいくのも制限されてしまうと、寂しいですよね。会いたい人にも気軽に会えないわけだし」

 ―美容師歴16年にびっくりです。めちゃくちゃ長いですね。もし今後、働き方が変わることになったとしても、今の仕事を続けたいですか?

 「美容師は、飽き性の僕が唯一飽きなかったことなんですよ。ステイホーム中もYouTubeとかニュースで経済を学んで、”今まで通りに働けなくなったとしても、どうやって美容師として生きていく方法があるか”をずっと考えてます」

 工藤氏は「今までと違う世界になることは覚悟している。でも美容師をやめるつもりはない」と、きっぱりと言った。その話しぶりからは、美容師を一生やりたいという想いと、新型コロナウイルスにもとことん向き合っていく強い意思を感じた。

 余談ではあるが、巷では美容師=”チャラい”と思われがちではあるが、彼はとても優しく誠実な人間なので、是非一刻も早く彼女ができることを願いたい。

EIGHT−okinawa− 新都心店公式ページ
http://eights8.co.jp/shops/okinawa/

cafe&bar経営者の場合 オンライン飲み会を定期開催

海小屋cafe&bar 沖縄ニュースネット
海小屋cafe&bar・オーナー/高畑浩二(36)

 那覇市おもろまちにある「海小屋cafe&bar」は、2019年8月にOpenしたばかりの店だ。cafe&barというネーミングではあるが、これまでcafe利用はほとんどなく、おしゃべり上手な高畑氏との会話を楽しみながら、お酒を飲み交わすお客が多い。

 そんな海小屋cafe&barも緊急事態宣言後は、自粛要請に応じる形で「12時〜18時」に営業時間を変更。ソーシャルディスタンスを重視した飲食提供を行なっている。

 —今までのスタイルとは違った営業を行なっているんですね。

 「そうですね。夜中心の営業スタイルから、昼スタート、テイクアウト中心に変更しました。売り上げは、まぁ正直、やばいですよね(笑)。でも今は稼ごうと思っていないです。むしろ稼ぐ時期じゃないと思うし、売り上げよりも今僕にできることを一生懸命やっている感じですね」

 ―今、高畑さんにできること、とは?

 「お金よりも今は『信用を稼ぐこと』が大事だと思っています。海小屋は過去に宮古島でやっていた時期もあったので、その頃を含めると全国にお客さんがいるんです。今、楽しい話ができなくて辛いとか寂しいと思っている人、全国にたくさんいると思うんですよ。そういう人同士が繋がれる場を作ることが僕の役割なんじゃないかなって。なので全国各地の人をランダムに集めたオンライン飲み会を定期的に開催しています」

 —なるほど。”場づくり”を積極的にやられてるということですね。どういう話をするんでしょうか?

 「9.5割下ネタですね(笑)。でもニュースやメディア、猫も杓子もコロナコロナと言っている中で、くだらない話をする奴、ひとりくらいは必要でしょう。何が正解かはわからないけど、心は元気でいるために明るい話をしようと心がけていますね」

 ―下ネタの比率(笑)。でも“今できること”にすぐ切り替えるのは高畑さんらしいです。そういえば、早い段階で「オンラインチケット」も販売されてましたね。

 「オンラインチケットは知人からのアドバイスで、すぐに取り入れました。まわりの同業者からは早かったね、とかこんなやり方あるんだ、と言われましたね」

 ―チケットの反響はどうですか?

 「実はオンラインチケット、ちょっと工夫したところがあって。一般的なオンラインチケットは『未来のお食事券』として発行している店舗が多いと思いますが、うちは『プレゼントチケット』にしたんですよ。購入した人が、プレゼントしたい人に『海小屋で10杯飲めるチケット』をあげる仕組みです。あ、だから反響はまだわからなくて(笑)」

 ―そうですよね。実は私も友人からもらいました。これ、何か意図があるんですか?

 「未来のお食事券だと、僕だけが『ありがとう』なんですよね。僕は“誰かにプレゼントする”仕組みを作りたかったんです。そうしたら『ありがとう』がふたつになるでしょ?自分のためだけじゃなくて、誰かのためになるって嬉しいことじゃないですか。今必要なのって、そういうことなんじゃないかなって思うんですよね」

 終始前向きな発言が多い高畑氏も、最後にはふとした瞬間に不安を感じることもあると言った。ぼーっとすると落ちてしまうため、日々なるべくオンラインで人と繋がるようにしているそうだ。そして時代がどう変化してもついていけるように、つねに情報収拾は欠かさないと話す。

 「大事なのはいち早く人の真似をする準備」という発言が印象的だった。一番最初に走るというより、早くついていくこと。そのために今、仕事以外で忙しい日々を送っているとのことだった。

海小屋cafe&barオンライン通販
https://umigoya.official.ec/

国際通り民謡居酒屋経営者の場合 閉店するか頑張るか。葛藤のなかで

民謡居酒屋経営者 沖縄ニュースネット
島唄ライブ居酒屋ちょんちょん・オーナー/上田高大(45)

 常に観光客がひしめく国際通りの一等地に店を構える「島唄ライブ居酒屋ちょんちょん」。レベルの高い島唄ライブと、それにより自然とお客同士が打ち解ける空間(場づくり)が人気の店だ。今年で8年目となる。

 コミュニケーションを重要視する故に、外国人観光客は開店当初から断っていた同店だが、それでも国内観光客が9.5割を占めるこの店は今、経営がかなり厳しい状態にあると上田氏は語る。

 —新型コロナウイルス感染拡大をうけて、かなり早い段階から休業されていたと聞きました。いつから休業されてるんですか?

 「4月1日から休業しています。国際通りで一番早かったんじゃないですかね。3月から観光客が減り、売り上げが激減していましたし、スタッフの感染リスクも考えると、休んだ方がいいなって思ったんです。ただ、こんなに長期になるとは思わなかったんですけどね」

 —緊急事態宣言直後から、休業のお店が一気に増えたんですよね。

 「1週間休んで様子を見ようと思っていたら、みるみるうちに日本中が悪化して、そこからは早かったですね。近所の店もどんどん休業になって、想像よりはるかに深刻だと気付きました」

 —休業して1ヶ月と半月ほど経過しましたが、休業中はどんなことを考えていたんでしょうか。

 「実は4月の3週目ごろ、店を閉めようかと真剣に悩んでいました。現状スタッフにもまともな給料が払えていなかったので、休業してすぐから『他に仕事がありそうなら働き口をどうにか探してみてほしい』と伝えていました。今だけならいいんですけど、先が見えないでしょう」

 —今(5月11日時点)でも閉めることを検討されてるんでしょうか。

 「一度、スタッフ全員集めて、閉店を考えていることを正直に伝えました。けどスタッフが『せっかく7年半も頑張ってきたのにもったいない』『頑張りましょう』と言ってくれて。嬉しかったけど、本気で閉めようと悩んでる自分と頑張ろうと言ってくれるスタッフとで、葛藤がありましたね」

 —嬉しい反面、覚悟がいる決断になりますね。

 「そうですね。結局、覚悟を決めて借り入れの手続きをして、なんとか存続できるようにはなりました」

 —大きな決断だと思いますが、1ファンとしては正直ホッとしました。そういえば最近Facebookで生ライブを始めたのを見ましたが、それも心境の変化なのでしょうか。

 「じっと家で待ってくれてるスタッフもいましたし、リピーターさんからも心配の連絡をもらったりはしてたので、何かやろうとやってみました。250人くらいが見てくれて、終息したら絶対行くからねと、温かい言葉をいただきました」

 最後に上田氏は「新型コロナウイルスによって、平和に仕事ができることの有難さが分かった。終息後、日本の沖縄好きなお客さんがどっときてくれることを願う」と話した。

 リピーターの多いこの店、実は筆者は移住前、この店を目的地として沖縄旅行をしたことが何度かある。そして同じような常連客を、私は何人も知っている。少なくとも何人かの旅行客にとって、この店はただの飲食店ではない。会いたい人がいる「第2の居場所」なのだ。

 そんな居場所である店が「閉めようと思っていた」というのは、正直、かなりショックだった。それでも、こういうことが今、全国各地で起こっているのだ。それは知らなければいけない事実なのだと、実感する取材となった。

島唄ライブ居酒屋ちょんちょん公式Facebook
https://www.facebook.com/tyntyn8131/

フリーカメラマンの場合 撮影を通して愛をもらっていたと実感

フリーカメラマン 沖縄ニュースネット 
フリーランスカメラマン/カメラマンネーム:鈴木サラサ(33)

 沖縄県内で、主にブライダルフォトやニューボーンフォト(生後間もない赤ちゃんの産まれたての写真を残すこと)、マタニティフォトを中心に活動する鈴木サラサ氏。Instagramなどを通し、県内外から予約が入る人気フリーカメラマンだ。

 そんな彼女も、かなり早い段階から新型コロナウイルス対策を行ってきたひとりである。今はとにかく家にこもって過ごしているという、鈴木氏に話を伺った。

 —いつくらいから新型コロナウイルス対策をされていたんですか?

 「4月1日からお仕事はすべてお断りしていました。休業前も、私は撮影中にポージングさせたり髪の毛を整えたりで女性の体を触ることが多いので、3月いっぱいは器具の消毒を徹底したりなど、できる限り気をつけて撮影に臨んでました」

 ―断った時のお客さんの反応はどうだったんですか?

 「ずっと前から予約してくれていた人もいたので、断るのは恐る恐るでした。けど、“もし万が一何かあったら悲しい”、“どれだけ気をつけても、交通機関が感染確率高いと言われている”、“とにかく心配だから延期しませんか?”と、本音を伝えながら提案してみたら、みなさん快く延期に応じてくれました」

 ―予約者全員が快く応じてくれたんでしょうか?

 「はい。数十組いたんですけど、みなさん“やっぱりそうですよね”って。きっとみんな、誰かにだめって言って欲しかったんだと思います。みなさん納得してくれて、また行けるのを楽しみにしていますと言ってくれました」

 ―サラサさんの伝え方が良かったのかもしれませんね。Instagramでしっかりとポリシーを伝えていたことも大きいかも。

 「そうですね。あとリピーターさんが多いというのもあるかもしれません。ただ新規の方で、『Instagram見て依頼しようと思っていたからショックだ』と言われたことはあって、その時は、“私もすごく撮りたいのに”ってショックでしたね」

 ―写真撮ってる時のサラサさん、楽しそうですもんね。

 「そうなんです。私、今回の自粛で撮影を通してお客さんからいっぱい愛をもらってたんだなぁって気づいたんです。皆で笑い合いながら撮影することが多くて、いいね可愛いねって私がはしゃいで、お客さんからは『サラサさんに撮ってもらって良かったです』って言ってもらえて、なんというか、愛の交換だったんです」

 ―仕事がめちゃくちゃ好きなんですね。

 「どんなに忙しくても、私にとって仕事は趣味でありストレス発散だったんですよね。幸せの源が仕事だったから、働くことで心が満たされてたんだと気付きました。すごくパワーもらってたんだなって。けど今は、それが全部なくて、空っぽな感じです。こんなに支えられてたんだなって、今は思います」

 ―もうすぐ休業要請が解除になりそうですが、すぐに仕事復帰する予定ですか?

 「休業要請解除になっても、2週間くらいはまだ受けないと思います。県外は当分、受けられないでしょうね。けど、どうなんでしょう。解除されて、県外の人がいっぱい来るようになったらまた、同じ状況になるんじゃないかな・・。とにかく今は、連絡を取り合ってるお客さんに早く会いたいです」

 鈴木氏は最近、オンライン撮影(オンラインを通じて、お客に構図を指示、撮影補助を行う)を試験的に行っているそうだ。料金は無料で、日頃お世話になっているリピーターへの感謝の気持ちだと話す。

 機材のレンタルサービスなども検討し、なるべく多くのお客にとって安全な環境で、幸せを感じられる写真撮影を行いたいと語った。

鈴木サラサ氏公式Instagram
https://www.instagram.com/sarasa_okinawa/

旅行会社マーケターの場合 withコロナで旅行は変わる

旅行会社マーケター 沖縄ニュースネット
某観光予約サイト運営会社・マーケター/永江竜佑(28)

 新型コロナウイルスの影響により旅行業界が衰退する中、OTA(旅行専用の予約サイト)を運営する会社に務める永江氏は、現在休業中だ。

 休業までの経緯を尋ねると、旅行サイトを運営する社内でも、インバウンド(外国人観光客)専門サイトの部署にいた永江氏は、2月時点で別部署のサポートに回っていたようだ。当時の話から遡り、話を伺った。

 ―インバウンド担当だと、他の部署よりも早い段階で予約が減少したのでは?

 「はい。1〜2月に減り始めて、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜に移動したタイミングで予約は激減しました。台湾で過剰報道があったようですね。うちは台湾人・香港人に向けてのメディアだったので、そこから一気に、でしたね。9割減です」

 ―9割!業務はどうしたんですか?

 「その時は、終息後に何か仕掛けようと動いてました。せいぜい半年くらいだろうと進めていたんですけど、だんだん、どうやらそんな感じじゃないぞと。一旦インバウンドの仕事を手放して、国内のサポートに切り替えたりもしたんですけど、1ヶ月くらいで国内も悪くなっちゃって。結局、緊急事態宣言の少し前くらいに、休業になりました」

 ―休業中は、どんなことを考えて過ごしているんですか?

 「正直今は、心を整えるのに少し時間が必要だなと感じています。僕が所属していたインバウンドチームは、1年半〜2年かけて関係性を築いて、その甲斐あってとてもいいチームになったんですよ。それが一瞬で解散になってしまったことが悲しくて、虚無感と、ぶつけようのない怒りがずっとあります」

 ―どちらも、消化するのに時間がかかりそうですか?

 「そうですね。今は、あえて見ないように、目を背けるようにしています。今までの自分だったら『こんな時こそキャリアアップしなきゃ』って何かやってたと思うんですけど。今はひたすらゲームとかYouTube見たりとかして、あえて無になる時間を作るようにしています。これは、今の僕にとっては必要なことだなって思ってます」

 ―自分の感情を冷静に分析されたんですね。

 「僕、前職がブラック企業だったんですけどその時、心を壊してるんですよ。だから自分のリミットを知ってるんだと思います。まさか、こんなところでブラックの経験が活きてくると思いませんでしたけど(笑)」

 ―今後、沖縄の観光業はどうなっていくと思いますか?

 「僕はafterコロナではなく、withコロナの世界になると思ってます。ワクチンが出来るまでは、何度も繰り返すかなと。今回の件で、人々の情緒的なものに対する尊さの感覚は以前より深まったと思うので、旅行自体は増えると思うんですよ。ただ、旅行スタイルは変わるのかなと。例えば、密を避けるために、車でいける場所にしか観光に行かなくなるとか。格安の航空便も、もしかしたらなくなるんじゃないかな。沖縄は島国なので、旅行のハードルは上がると思いますね」

 これまでとは旅行スタイルが変わるのではと予想する永江氏。withコロナの時代においては「沖縄が栄えていたころの感覚を引きずらないようにしたい」と覚悟を口にした。

 今後はマーケターとして、ユーザーの動きを細かく分析しながら、ニーズを汲み取って変化し続けたいとのことだった。

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 それぞれの「ステイホーム」を知り、みなさんは何を思っただろうか。実は今回取材した方々は皆、普段はポジティブだったり、明るかったり、笑顔が素敵だったり、飲み始めると朝までコースだったりの、普段元気な(に見える)人たちだった。(意識して選抜したわけではない)

 彼ら、彼女らが語った、思うこと、辛いこと、気づいたこと、封じ込めた感情、未来の予測や覚悟などは、どれもいろんな意味でリアルだった。

 何人か、話しながら自分の感情に気付いたという声があったが、もしかしたら人との関わりが減った今、みんな自分の新しく芽生えた感情に、どう気付けばいいのか分からないのかもしれない。

 今日、沖縄は緊急事態宣言が解除となる。

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